家出猫の捜索事件
猫の鳥ウイルス事件があって以来、猫に締め出しを食らわして外に出していたのですが、餌は台所の出口のところでやっていました。
ニャンコロチがいなくなっても餌は与え続けていました。
それは、朝出かける前に外に置いておいた餌が家に帰ったときなくなっているので、姿は現さなくなったけど、昼間いない間に餌を食べに帰ってきてるのだと信じてたからです。
外で与えていたニャンコロチの餌
朝出かける前に置いておくと、帰ったときには無くなっている
数週間与え続けていたのですが、相変わらず餌は毎日なくなっているのですが、ニャンコロチは全く姿を現しません。
それで昼間家に帰ってきているニャンコロチを何とか確認できないものかと考えていたところ、良い方法がひらめきました。
家出猫の捜索作戦です。
●家出猫の捜索作戦
外に置いた餌の前にWEBカメラを設置し、餌を食べに来た猫の画像を撮るという単純な方法です。
●準備するもの
・WEBカメラ
・WEBカメラの画像キャプチャーソフト
猫を捉えるWEBカメラ
WEBカメラは市販の数千円の安いものです。
また、画像キャプチャーソフトも色々なものがフリーで出回ってるので適当に良さそうなのをダウンロードして使います。
「ダウンロード@nifty」で探したら結構ありました。
使い方は、WEBカメラをパソコンに接続し、ソフトは一定時間ごとに画像をキャプチャーしその画像を連番のファイル名で保存するといったものです。
●捜索の準備
WEBカメラの下の写真のように設置し、ケーブルをパソコンに接続しました。
そして動作確認もしました。
餌の前に設置されたWEBカメラ
うまく作動はしたのですが、朝出かける前にこんなことでばたばたしてたので会社に少し遅刻しました。
でもニャンコロチのためだと思い仕方ないと思いました。
しかしニャンコロチは世話をやかせるやつだ。
●猫の撮影に成功
ついにWEBカメラが猫の映像を捉えました。
色が黒っぽいから黒ニャンコの可能性があります。
WEBカメラが捕らえた猫の画像
この画像は2秒間隔でキャプチャーしてたので、コマ画像から動画を作ってみました。
以下で再生できます。
最初左側から現れて餌のところまで歩いていって餌を食べてるのがわかりますね。
●WEBカメラに写った猫とニャンコロチの顔の照合
WEBカメラに写ったのは良いのですが、その猫が本当に黒ニャンコかどうか照合してみる必要があります。でもまさか白ニャンコってことはありませんよね。
写った猫の画像から顔の部分を切り出して、黒ニャンコの顔と照合してみました。
WEBカメラの猫の顔 黒ニャンコロの顔
よく見るとWEBカメラの猫の顔は黒ニャンコのような模様がなく少し赤みがかった毛があります。また、黒ニャンコに比べ目が細くそしてつり上がっています。どうやらこの画像から判断すると黒ニャンコではなさそうです。
しかし、WEBカメラの画像は光の具合により顔の辺りが白っぽく不鮮明になっています。そこで画像のガンマ値を下げてみました。
ガンマ値を少し下げてみた
でも黒ニャンコのような模様は見当たりません。
もう少し画像処理を施してみました。
色々と画像処理を施してみたけど駄目でした。
●結果
結果は見てのとおりニャンコチではありませんでした。
したがって、WEBカメラに写った猫はただではすまされません。
また、いかにしてニャンコロチを捜索するかも考えていかなければいけません。
ニャンコロチの餌を食べた猫への制裁、そしてニャンコロチの捜索方法で良い方法があったら誰か教えてください。
これからもニャンコロチの捜索に頑張り、何か結果が出たらまた報告します。
家の中で幸せに暮らしていたこ頃のニャンコロチ
再びこのような日が来るのは何時の日やら。